逆子回りました⑲ 34週 1400g 28歳
こんにちは!鮫島です。
逆子の嬉しいニュースが入ってきました。
28歳 逆子(34週 1400g)
一度逆子になって、逆子体操などして回りましたがまた戻ったそうで、今回鍼灸をうけに来られました。
院長が望診をして、左足と左の下腹部に印をつけ、左足に“お灸”、左の下腹部に“棒灸”で温める治療をしていきました。
お腹を触ると少し冷えているようでした。棒灸でじんわり温めていくと、お母さんも気持ち良さそうで、赤ちゃんも“ボコボコ”と元気に動いていました。
「身体を診ていると、左を下にすると気持ちよいので、左を下に寝るほうが気持ち良いのではないかな?」
「そうなんですよ。病院の先生に横向きに寝るときは右側を下にするように言われているのですが、寝てしまうといつの間にか左を下にしているんですよ。左を下にするほうが気持ち良いんです。夜、目が覚めた時に気がつくと左を下にしているのだけど、慌てて右を下にしていました。」
「そうでしたか。知識を使って頭で考えると、身体は治っていかないので、身体に従った方が良いと師匠から習いました。実際に自分が臨床で試した結果、身体の本当の声に従った方が良いようです。ですから、〇〇さんにとって気持ち良い左下にして寝た方がいいですよ。」と院長が話していました。
最後に“足湯”をして一緒にお腹を湯たんぽであたためていきました。
足湯をする時も、両足温めて終わるより、どちらか一方をより多く温めると良いサインを身体が教えてくれます。
今回の方は“左足”をより多く温めると良い身体でしたので、両足10分温めたあと、左足だけプラス5分追加して足湯をしていきました。
とてもリラックスした様子で、気持ち良さそうにしていました。
足湯は全身浴とは違って、ぽかぽかと身体の芯まであたたまります。逆子で足やお腹が冷えている方はできるだけ毎日された方が良いです。
逆子が回ってもまた戻ってしまう可能性があるので、回ってからもご自宅や足湯のできる場所を利用して続けてもらうようにしています。
そして、2日後の検診を終えてそのままの足で来てくれました。
「だいぶ回ってきたのでもう少し回れば回りきるね」
と担当医から言われました。
「良かったですね。逆子治療は回る方のほとんどが1回か2回の治療で回っています。じゃあまた治療していきましょうね。」
前回と同様の治療をして経過を見ました。治療中は、お母さんも心地良さを感じて寝ておられ、お腹の子も元気に動いていました。
36週の検診の日にお電話がありました。
「おかげ様で、逆子治りました。もう2キロ超えていて、病院の先生もよく回ったねと驚いて言っていました。」
「お~、回りましたか。良かったです。お電話ありがとうございます。足湯は続けて下さいね。もし良ければブログに書いても宜しいでしょうか?」
「はい。いいですよ!」と快くお返事貰いました。
36週でギリギリでしたが逆子が治って良かったです。
母子ともに無事で健康・元気な赤ちゃんが産まれることを心から祈っています。